今こそ子供達の社会教育活動に注目を!! -全隊長が交代!新たな活躍に期待

団委員長 森 屋  啓

 子供に対する施策が、この国の将来にとって高齢者問題以上に重要であるにも関わらず、ないがしろにされているように思えてなりません。世間では、高齢者問題で声高な議論を続けていますが、その対極にある子供問題についての議論はほとんど聞こえて来ません。高齢者の年金や保険、そして介護問題のどれをとっても、実のところ、そのしわ寄せが子供の将来に色濃く影響するにも関らず忘れられがちなのです・・・。

 大人によって引き起こされたいろいろな現代社会の歪みの最大の犠牲者が、他ならない子供なのですが、このことに気付かぬ振りをしている大人が余りにも多いことに驚きを感じる昨今です。

 そのような世相にあっても当団では、大勢の地域の大人の方々によって子供に対する善意の社会教育活動が、ボーイスカウト手法を使って粛々と続けられています。 しかもその方々の理解と熱意に支えられて、地域の子供を43年間も育み続けてきたことをとても誇らしく思います。

 さて、本年度は、全隊長が交代になりました。ビーバー隊長は岡部正和さんから立花真哉さんに、カブ隊長は高橋慎治さんから笛吹一徳さんに、ボーイ隊長は谷肇さんから徳永雅彦さんに、ベンチャー隊長は中村仁子さんから西川宏一さんに、ローバー隊長は西川宏一さんから鈴木稔さんにバトンタッチしていただきました。

 谷さんは5年間、それ以外の方々は3年間もの永きに亘り公私共にお忙しい中を全力投球でご尽力いただき、大いなる成果を挙げていただきましたことに心より感謝を申し上げます。

 新しく就任された方々には、隊長として重責を担っていただくことに改めて敬意を表すると共に、当団の教育理念である“楽しさの中から憧れと感動、そして志”を念頭に、新たな心構えと真摯な気持ちでご活躍いただくことを期待致します。

 ところで、去る7月に韓国済州島で開催された世界スカウト会議において日本開催が決まった第23回世界スカウトジャンボリーには、現在のビーバー隊とカブ隊のスカウトが「参加スカウト」として、ボーイ隊スカウトが「国際サービスチームメンバー」として参加することになります。これを機会に、各種の海外派遣や外国スカウト受入れ事業などボーイスカウトの最大の特色である「国際交流」の素晴らしさを当団のスカウト一人一人が体験できるチャンスを皆で創っていきたいと思います。

 

第23回世界スカウトジャンボリー(略称:23WSJ)